標高差:630m
岩手県釜石市唐丹町
登り:2時間04分、下り:1時間59分
コースタイム:4時間31分
ウィキペディアから
中腹付近はダケカンバやケヤキ、ミズナラなどの木々に覆われており、樹木の種類だけでも200を
越えるといわれている。 頂上付近では年間を通して強い内陸からの風が吹きつけ、ハイマツやコケモモ、
ガンコウランなど限られた種類の植物しか見られない。 五葉山とその南側に広がる準平原は県立自然
公園に指定されており、公園全域が鳥獣保護区になっている。 シカ、サル、カモシカが生息するほか、
ゴヨウマツやヒノキアスナロの天然林が茂り、ツツジ、シロバナシャクナゲの群落が見られる。
ホンシュウジカの北限の生息地として知られる。
Road Map :東北道を花巻南ICで下りて、R107を東進する。
県道193号線から赤坂峠に向えば登山口の駐車場がある。
Route Map:赤坂峠から五葉山、日ノ出岩を往復する。
五葉山とは
まったく知識も興味も無い山であったが、日本三百名山のリストに載っているだけと言うだけで登ってみた。 ハイキングコース的な登山道は楽チンであり、道中の変化が多く、山頂付近の高山帯も魅力的だった。
ただ、他の有名山から離れているのが難点だった。
早池峰山は見送る
早池峰山は10年前来のリベンジ山であり、山頂で晴れなければ登る意味がない。 今日の天候では晴れの確立20%位だと思うので、もう少し確立を上げる為に今日の早池峰山は見送ることにして、高速道路が半額の土曜日に2回、リベンジに失敗している八甲田山に向う。
今日の温泉
八甲田山には酸ヶ湯温泉(\600))があるが、カーナビに出て来るひなびた温泉が気になり、寄ってみると、入浴料が\200だったので、文句無く入浴する。
当然と思うがシャンプ、石鹸の常設なしだったが、この時の為にマイシャンプは持参している。 広くはない温泉であるが、掛け流しのお湯は気持ち良かった。
それより入浴料金が気持ち良かった。
これ以後、東北遠征時には ”長寿温泉”が常用となる。
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赤坂峠P |
賽の河原 |
畳 石 |
七合目 |
石楠花荘 |
日枝神社 |
五葉山 |
日ノ出岩 |
登り→ |
5:43 |
6:17 |
6:34 |
7:01 |
7:31 |
−− |
7:47 |
7:55 |
←下り |
10:14 |
9:43 |
9:27 |
8:55 |
8:29 |
8:20 |
8:15 |
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前日の移動
闇夜の焼石岳を下山後、直ぐ近くの”ひめかゆ”温泉で汗を流し、序でに心のキズも流して、道の駅 種山ヶ原 ”ぽらん”で車中泊とする。
土曜日の夜なのに ”ぽらん”には殆んど車の出入りが無く、寂しい程の道の駅だった。 この道の駅の標高は判らないが、気温16℃と寒い位で良く寝れた。
2013年度の東北の山遠征
〔208〕五葉山 (1,341m)
五葉山の登山口まで走り、車中泊する予定であったが、
途中で眠たくなって来たので、道の駅 ”ぽらん”で車中泊とする。
神戸ナンバーのおじいさんが先に出発し、それを追う様に5時43分に出発する。 登山口は駐車場から県道を横断した所にあった。
登山口のある ”赤坂峠”は大船渡市と釜石市の市境にあり、
広い駐車場は釜石市側に入っている。
下山後に知ったのだが、綺麗なトイレもあった。
良く整備された登山道を穏やかに登って行く。 雨が降り出してカッパを着出したおじいさんに追い付く。 おいらはカッパを着たくても持って
来ていない。 どうせ直ぐに止むだろうと、濡れるのを決め込む。
鳥居を潜り登山道(参道)に入って行く。
9分で ”一合目”を通過する。
雨は直ぐに止んだ。 連続3連敗は、ごめんして頂戴!
気象庁殿、俺の頭の上だけ天気にして頂戴!
展望が開け、早朝に横を走ってきた ”鷹生ダム”がある
”五葉ダム”が眼下に見えた。 他の山々は勿論、判るはずがない。
道には大きな石がゴロゴロして来たが、問題無い範囲であった。
34分にて ”三合目”を通過すると、その先は広場となっていた。
ここが ”賽の河原”らしいが、ここには小石を積んだケルンが
ほとんど無く、殺伐感が薄かった。
前方には ”五葉山”と思われるピークが見えて来た。
周辺に高い山が見当たらないので ”五葉山”に間違いないだろう。
56分にて ”五合目”を通過する。
51分にて”畳岩”に着く。 ベンチのある休憩広場となっており、
大きな石が横たわっているだけ。 この ”マッコウクジラ”が
”畳石”らしい。
1時間09分にて ”六合目”を通過する。
これが ”畳石”に育って行くのか。
同じく ”七合目”の雰囲気。
1時間18分にて ”七合目”に着く。
所々に小さな ”お宮”があったが、信仰心が無いので通り過ぎる。
これも ”畳石”の成り損ね?
広い笹原に出たが、風に乗って薄いガスが流れて来た。
これで連続3回のガスの山になってしまうのか?
1時間29分にて ”八合目”に着き、ここでちょっとお茶休憩をする。
ガスは濃くなって来て、山頂からの展望は絶望的だと思われたが・・・
1時間48分にて ”しゃくなげ荘”の横を通過する。
近寄っていないので営業小屋か避難小屋なのか判らず。
山頂と勘違いした ”日枝神社”に着くが、風が強くて
ボイスレコーダに声が入らない。 つまり時間のメモが出来なかった。
天候に対して3連敗で半泣き状態で進んでいるとガスが切れて、
山頂が見えて来た。 ガスが切れたのは確かだが、山頂ではなかった。
”日枝神社”から見た ”五葉山”の山頂部はハイマツに覆われ、正に高山帯となっていた。
お花がほとんど見られないハイマツ帯を緩やかに登って行く。
2時間04分にて ”五葉山”(1,341m)に着く。 360°の大展望であるが、
知っている山は ”早池峰山”だけだが、余りにも遠景過ぎる。
この後 ”早池峰山”に登るつもりなので、山頂の雲を観察しておくが、
ここと同じく雲が激しく流れていた。
山頂から ”早池峰山”方向を見る。
肉眼では見えているのだが、写真には載っていない。
”五葉山”から ”日ノ出岩”を見ると、どう見ても ”日ノ出岩”の方が高く
見えるではないか。 実際の標高的にも ”日ノ出岩”の方が10m高い。
ならば行くしかないか。
”日ノ出岩”に近付くと、樹木が古びており、苔生しており、
ここまでと雰囲気がガラリと変り、雰囲気はMax状態になる。
別の道標には五葉山〜日ノ出岩 0.8kmと
書いてあった。
8分程で ”日ノ出岩”に着く。 垂直の立石であるが、登れなくはなさそうだ。
しかし、ギャラリーの居ない中で一人でチャレンジするのは面白味が無い。
登っているハイカーが居るのかどうか調べておけば良かった。
”早池峰山”を見ているとガスが掛かって来た。
”早池峰山”はリベンジ山なので晴れてくれなければ意味がない。
今日は見送りか?
”日ノ出岩”の裏側に廻って見ると巨石がゴロゴロしており、
巨石の上からは大展望が得られた。
”日ノ出岩”の見物を終えて ”五葉山”に引き返すが、10mの違いだけなので、
どちらから見ても同じ景色だった。 山頂を見ると神戸のおじいさんがやっと山頂に着いた様だ。
神戸には差を付けられたが、稲美町の町民も写真を撮って貰う。
持っているGPSはまったく同じ英語版の62CS。 半値で安いから
買った俺に対して英語が読めるから買ったじいさんとの差が大きい。
俺には百均のタオルが良く似合う。
お歳は聞いていないが、神戸のハイカーはダンディだ。
お互いHPを出しているとのことでURLの交換する。
後で気付いたことであるが、頂いた名刺には ”薬学博士”
と書かれていたのでビックリ。 後日、彼のHPを見ると
1ヶ月程、東北の山を周られているらしい。
でも、仕事はまだしているとか。
登りが楽だったので、勿論、下りも楽な道である。
晴天になった中、早々に下山する。
”畳石”に戻ると、早朝の登り時と違い、多くのハイカーが休憩してい
た。 逆に何でこんなに早くに休憩するのか、おいらには理解出来ない。
晴れてくれば更に雰囲気は良い感じになってきた。
下山1時間59分にて登山口に戻り ”五葉山”を終了する。
向学の為、トイレを見学しに行くが、右手のおばちゃんが綺麗に
掃除してくれていたので、トイレ臭はなかった。 感謝!感謝!
下山1時間28分にて晴天下の ”賽の河原”に戻る。
この小さな温泉が何故か、カーナビに出てきたのか判らないが、
入浴料金を聞いて、聞き直す程安かったので直ぐに入浴する。
温泉内では地元のジジー同士が喋っている言葉がまったく判ら
なかった。 東北弁恐るべし。
最高峰は日ノ出岩(1,351m)
ごようざん
この手の ”立岩”は裏側から簡単に
上れたりするものであるが、今回は
調べていない。
2024年5月8日改定